仮想通貨、始めたいとは思っているけど、何を買えばいいかわからなくて止まっていませんか?
「ビットコインは高すぎる気がする」「XRPが良いって聞くけど、なんで?」「XLMって何?」
こういう疑問を持ったまま、調べてはやめ、調べてはやめを繰り返している人は多いと思います。
私もそうでした。
でも2024年2月、ある「規格」の存在を知ってから、迷いが一気にゼロになりました。
その規格の名前が、「ISO 20022」です。
この記事では、ISO 20022とは何か、なぜその規格がXRPとXLMを選ぶ決め手になったのか、そして実際に55万円を投資して318万円になるまでの思考プロセスをすべて書きます。
「ちゃんと根拠を持って仮想通貨を選びたい」という人に、特に読んでほしい内容です。
最初は「なんとなく」では絶対に動けなかった
2024年2月、TikTokで外国人が仮想通貨について話している動画が流れてきました。
英語でよく聞き取れなかったけれど、なぜか止まれなかった。
そこで初めて名前を知ったのが、XRP(リップル)とXLM(ステラルーメン)という2つのコインです。
それまで「仮想通貨=ビットコイン」だと思っていた私には、「プロジェクトの中身で選ぶ」という発想が衝撃でした。
ビットコインは「有名だから」「みんな買っているから」という理由で買われることが多い。でもXRPやXLMには、「銀行間の国際送金を変える」という明確な目的とプロジェクトがある。
「これは面白いかもしれない」と思い、その日からひたすら自分で調べ始めました。
でも、調べれば調べるほど不安も出てきた。
「本当に価値があるのか?」「詐欺じゃないのか?」「誰かに乗せられているだけじゃないか?」
自分で納得できない状態でお金を入れても、積み立てを続けられない。急落したらすぐ売ってしまう。
「根拠がないまま始めても失敗する」という確信があったので、納得できるまで調べることにしました。
「ISO 20022」を知った日、すべての霧が晴れた
調べる中で行き着いたのが、「ISO 20022」という言葉でした。
最初は何のことかさっぱりわからなかった。でも読み進めるうちに、「これがXRPとXLMを選ぶ最大の根拠になる」と確信しました。
ISO 20022とは何か

ISO 20022とは、国際標準化機構(ISO)が策定した金融メッセージングの世界共通規格です。
少し難しい言葉が並びますが、一言で言うと「世界中の銀行が同じ言語でお金をやり取りするためのルール」です。
これまでの国際送金は、国ごと・銀行ごとにデータの形式がバラバラでした。送金するたびに複数の銀行を経由し、フォーマットを変換しながら伝送していた。だから時間がかかり、手数料も高くなる。そして途中で情報が欠落することも珍しくなかった。
ISO 20022はそれを根本から変えます。
データをXML形式で構造化し、送金に関わるすべての情報(金額・通貨・送金目的・送金元・受取人など)を1つのメッセージに載せて、どの国の銀行でも同じように読み書きできるようにする。
これが実現すれば、国際送金は劇的に速く・安く・正確になります。
SWIFTが2025年11月に完全移行を完了した
ここが重要なポイントです。
SWIFT(国際銀行間通信協会)とは、世界200カ国以上・1万以上の金融機関が利用している国際送金の基盤インフラです。現在も世界の国際送金の大部分はSWIFTを通じて処理されています。
そのSWIFTが、2025年11月に旧フォーマットを廃止し、ISO 20022への完全移行を完了しました。
「対応を検討している」ではなく、「移行が完了した」という事実。これは「ISO 20022が今後の金融インフラの標準」であることが、もはや決定事項になったことを意味します。
さらに2026年11月には、構造化されていないアドレス情報を含む送金メッセージがSWIFTのシステムで拒否されるようになる予定です。世界の銀行は対応しなければ、送金が通らなくなる。
「これは来る」と確信しました。
なぜXRPがISO 20022と深く結びついているのか

ISO 20022の重要性を理解したあと、「ではXRPはこの規格とどう関係しているのか」を調べました。
結論から言うと、Ripple社はISO 20022の標準化団体(ISO TC68)の正式メンバーです。
単に「対応している」ではなく、規格を作る側に参加しているということです。これは金融インフラの世界では非常に大きな意味を持ちます。
XRPが解決しようとしている問題
現在の国際送金の問題点を整理すると、こうなります。
- 着金まで数日かかる(土日・祝日を挟むとさらに遅延)
- 手数料が高い(送金額の3〜5%かかるケースも)
- 途中の中継銀行ごとに手数料が発生する
- 送金ステータスが追いにくい
XRPはこれらを根本から解決する設計になっています。
決済速度は3〜5秒、手数料は1円以下。銀行間の「ブリッジ通貨」として機能し、ドルから円への両替と送金を同時に数秒で完了させることができます。
Ripple社はすでに三菱UFJ銀行・三井住友銀行をはじめ、世界300以上の金融機関と提携実績があります。「将来性」の話ではなく、「すでに実績がある」という点が重要でした。
ISO 20022との相性
XRPのネットワーク(XRP Ledger)は、ISO 20022の構造化データと親和性が高い設計になっています。
SWIFTがISO 20022に移行した世界では、銀行は構造化された金融データを乗せてやり取りするようになります。XRPはその「乗り物」として機能できる位置にいます。
「世界の銀行が同じ言語を使い始めるとき、その決済レールになれる通貨」という文脈で見ると、XRPの立ち位置がはっきり見えてきました。
XLMはなぜ選んだのか。XRPとは何が違うのか

多くの人が「XRPかXLMか」という比較をしますが、私は最初からそういう見方をしていませんでした。
XLMはXRPと似ているようで、対象とする領域がまったく異なります。
XLMが目指しているもの
XLMを運営するStellar Development Foundation(SDF)は非営利団体です。
XLMのミッションは「金融包摂(Financial Inclusion)」、つまり銀行口座を持てない人や途上国の人々にも、安価で使えるお金の移動手段を提供することです。
世界には今でも銀行口座を持てない成人が約14億人いると言われています。彼らが国際送金を使おうとすると、Western Unionなどのサービスで高い手数料を払うしかない。XLMはそこを変えようとしています。
XLMもISO 20022の正式メンバー
XRPと同様、Stellar Development FoundationもISO 20022の標準化団体の正式メンバーです。
国際的な規格に準拠しながら、個人・途上国・中小企業向けの金融インフラを作るという方向性。ウクライナ政府がデジタル通貨(CBDC)の開発基盤としてXLMを採用した実績もあります。
「大きな銀行向けのXRP」と「個人・途上国向けのXLM」という構造が見えてきた瞬間、「両方持つ意味がある」という判断になりました。
なぜビットコインではなかったのか

「XRPやXLMを選んだ理由はわかった。でもなぜビットコインじゃないの?」という疑問は当然だと思います。
正直に言うと、ビットコインには「なぜ上がるのか」を自分で説明できなかったからです。
ビットコインが価値を持つ理由は「希少性」と「ネットワーク効果」が主な柱です。それは確かに重要な要素ですが、「なぜこの値段なのか」「なぜ今買うのか」という問いに、自分の言葉で答えられなかった。
XRPとXLMは違いました。
- 国際送金という巨大市場(年間100兆円超)にアプローチしている
- ISO 20022という世界標準規格に対応している
- SWIFTの代替・補完として設計されている
- すでに金融機関との提携実績がある
- 購入時の価格がXRP 80円台・XLM 10円と、まだ低かった
「この技術が普及した世界」を想像したとき、自分で説明できる根拠がある。それがビットコインではなくXRP・XLMを選んだ最大の理由です。
なぜXRPとXLMの「両方」を持つのか
「どちらかで良くないか?」という意見もわかります。でも私は最初から「両方」という判断でした。
| XRP(リップル) | XLM(ステラルーメン) | |
|---|---|---|
| 対象 | 銀行・大手金融機関 | 個人・途上国・中小企業 |
| 目標 | 銀行間国際送金の効率化・SWIFTの代替 | 金融包摂・誰でも使える国際送金 |
| 運営 | Ripple社(民間企業) | Stellar Development Foundation(非営利) |
| ISO 20022 | 標準化団体 正式メンバー | 標準化団体 正式メンバー |
| 実績 | 世界300以上の金融機関と提携 | ウクライナのCBDC開発に採用 |
| 購入時価格 | 80円台 | 10円前後 |
カバーしている領域が違います。
XRPが「大きな銀行」の決済レールになるシナリオと、XLMが「銀行を持てない人」に届くシナリオは、どちらか一方ではなく両方が同時に起きうる話です。
むしろ「XRP・XLMのどちらが勝つか」という議論自体が、両者の目指すものを理解していないと思っていました。対象が違うので、競合ではなく補完関係にある。
「世界の金融インフラが変わるなら、その両方の波に乗る」というのが私の考えでした。
それでも「本当に大丈夫か」という不安はあった
ここは正直に書きます。
調べれば調べるほど、批判的な意見も目に入ってきました。
「XRPはISO 20022に準拠しているわけじゃない」「ISO 20022はメッセージング規格で、コインが直接関係するわけじゃない」という主張もあります。これは事実として一理あります。ISO 20022はあくまで「メッセージのフォーマット規格」であり、特定のコインを指定するものではありません。
ではなぜそれでもXRPとXLMを選んだのか。
理由は2つです。
1つ目は、Ripple社とStellar Development Foundationが正式メンバーとして規格策定に関わっているという事実。「準拠している」かどうかより、「規格を作る側にいる」という立場の方が、私には根拠として強く感じました。
2つ目は、解決しようとしている問題が本物だということ。国際送金が遅く高いのは事実。それを変えようとしているプロジェクトが存在するのも事実。批判がどうあれ、「問題」と「解決策」の方向性は間違っていないと判断しました。
不安を完全にゼロにする方法はない。でも「根拠を持つ」ことで、不安を管理できるレベルに抑えられた。それが大事だと思っています。
月5〜8万円、しんどくても積み立て続けた理由
2024年2月から積み立てを始め、最終的な購入実績はこうなりました。
- XRP:約5,000枚
- XLM:約4,000枚
- 投資総額:約55万円
- 積み立て期間:約9ヶ月(2024年2月〜10月)
月5〜8万円の積み立ては、正直しんどかった。
余裕があってやっていたわけじゃないです。急落した月は「もうやめようかな」と思ったことが一度や二度じゃなかった。
それでも売らずに、むしろ下がった月は多めに買えるチャンスだと思って続けられた理由は、「ISO 20022という根拠が、頭の中にあったから」だと思っています。
価格が下がっても、ISO 20022の移行が止まったわけじゃない。SWIFTが規格変更をやめると言ったわけじゃない。Rippleが金融機関との提携を解消したわけじゃない。
「プロジェクトの価値は変わっていない。価格が動いているだけだ」という軸があると、急落局面でもメンタルが揺れにくい。
根拠を持って始めることの本当の価値は、急騰したときではなく、急落したときに売らずにいられることだと思います。
2024年11月、資産が動き始めた
2024年11月、トランプ氏の大統領選勝利をきっかけに仮想通貨市場が一気に動きました。
XRPが急騰し、XLMもそれに続く形で上昇。私の資産は、ほぼ一夜にして動き始めました。
100万円突破。2倍になっても「このまま続くのか?」と半信半疑でした。
150万円。200万円。
正直、嬉しいより「怖い」という感情が先にきました。上がれば上がるほど、「急落したらどうしよう」という恐怖で眠れない夜もあった。
そして最終的に、55万円 → 318万円(約6倍)。

この話を聞いて同じ時期に始めた友人は、XRP1万枚・XLM1,000枚まで積み立てていたおかげで約500万円を達成しています。
「タイミングが良かっただけ」と言われればそうかもしれません。
でも、何も調べずに乗り遅れた人と、自分なりに根拠を持って積み立てていた人では、同じタイミングでも結果がまったく違った。それは事実です。
今からXRP・XLMを買う方法
「ISO 20022の移行はすでに完了した。次のフェーズは実需の拡大だ」というのが今の私の見方です。
「乗り遅れた」ではなく、「SWIFTの移行が完了した直後のタイミング」と捉えることもできます。
XRPを買うなら、まずはコインチェックが使いやすくておすすめです。
国内最大手クラスの取引所で、スマホだけで口座開設から購入まで完結できます。XRPの取扱もあり、初心者でも迷わず操作できます。
XLMを買いたいならビットバンクが便利です。
XLMの国内取引量が多く、スプレッドも比較的低水準です。XRPもビットバンクで買えます。
将来的にXDC・HBAR・ALGOなど他のISO 20022対応コインも視野に入れているなら、SBI VCトレードの口座も早めに持っておくといいです。他の国内取引所では扱っていない銘柄を取引できます。
どの取引所も口座開設は無料です。まず開設だけでもしておくと、動きたいときにすぐ動けます。
まとめ:根拠を持って選ぶと、急落でも売れなくなる
私がXRPとXLMを選んだ理由を一言でまとめると、「ISO 20022という世界標準規格に対応した金融インフラとして設計されており、解決しようとしている問題が本物だと思えたから」です。
「なんとなく話題だから」ではなく、自分で調べた上での判断。それが9ヶ月間の積み立てを続けさせてくれた理由でもありました。
今から始める人に伝えたいことは1つだけです。
「根拠を持って選んだコインは、急落しても売りにくい。」
急騰したときに利益を確定できるかどうかより、急落したときに売らずにいられるかどうかの方が、長期の積み立てでは圧倒的に重要です。
その「根拠」を持てるかどうかが、最初の選び方で決まると思っています。
【免責事項】この記事は個人の実体験および情報提供を目的としたものであり、特定の仮想通貨への投資を勧誘するものではありません。仮想通貨への投資には価格変動リスクが伴い、元本保証はありません。投資判断はご自身の責任においてお願いします。当サイトは金融商品取引業者ではありません。当サイトの情報に基づいて行われた投資判断の結果について、当サイトは一切の責任を負いません。